株式会社あすなろ土地は、京都丹後与謝野町周辺の住宅用地・店舗用地をメインにご紹介しております。
2012年04月10日
<No 16>
■不動産の問い合わせ
不動産の価格が知りたいんです・・・?
よくある問い合わせです。
問い合わせのお客さまとその目的は大きく下記に分類されます。
(お客さま)
@土地・住宅をお探しのお客さま
A銀行関係・法的整理を依頼された弁護士
(目的)
@のお客さまは、純粋に物件購入を希望の方と現在お持ちの物件の価値判断がしたいお客さまです。
Aの方々は、融資物件の担保評価と依頼物件の相場(市場適正価格)の確認です。
以上の傾向でお問い合わせをいただきます。
さて、弊社では、どこにウエイトを置いて査定をさせていただいているかというと、どの商品でもいっしょであるんでしょうが・・・・
ずばり市場流通性です。言い換えれば市場で求められているニーズです。
いま少子高齢化が、加速度的に進む田舎において一番のニーズはやはり生活の足である道路網と公共交通機関のアクセスです。それと必須要件は日々の買い物場所と医療機関、教育施設の充実です。
(アナログのSUGIMOTOでした。)
2012年04月07日
<No 17>
■大江山4月の冠雪
アナログの杉本です。
なんか気候が変ですね。
今日は4月7日 大江山は、うっすらと残雪の上に雪化粧。
遠い昔の古典の授業の中でこんなのがありましたね。
「大江山いく野の道遠ければまだふみを・・・・」
小式部内侍のこの歌を借用すれば「大江山いく野の道遠ければまだ春をみず・・・」
ってのが今日の天候ですね。
豊臣秀吉の桜見で有名な京都の醍醐寺では、今、桜が満開だそうです。
子供たちの入学式の恰好の演出の桜が丹後地方では間に合いそうにないです。
残念です。
まあ、ゆっくりと構えて春を待ちましょう。
待ちどおしほど本当の春が来たときは嬉しいものです。
ゆっくりと ゆっくりと 待ちましょう。
2012年04月03日
<No 18>
■ぐっときた最近の1冊
アナログのSUGIMOTOです。
最近読んだ本でぐっときた1冊をご紹介します。
少し前の本になりますが、R40本屋さん大賞、2009年最高に面白い本大賞の百田尚樹さんの「永遠のOゼロ」です。
この本はP575と少し長編の部類に入りますが感動を持って一気に読めます。
あらすじは、太平洋戦争のゼロ戦乗りの話なんですが、主人公である司法試験浪人生の26歳の孫とジャーナリストの姉が特攻隊でなくなった祖父の死の本当の真実と生涯を追及するという内容です。
読んでいただければ分かると思いますが、特攻隊で生存されている同僚の方々に聞き込みを掛け祖父の生涯の真実をあぶりだしています。その中で感動したのは、先の戦争で「お国の為、天皇陛下の為」に亡くなっていったというのは欺瞞で少なくとも
愛する家族のために犠牲になったという事実です。
平和ぼけしているわたしには、強烈なカンフル剤になりました。
東日本大震災の被災者のみなさまの言葉じゃないですが「生があることに感謝」です。
2012年03月30日
<No 19>
■海岸線と流水水面との境界の客観基準
当、日記は文字制限がありまして・・・・(入学試験等の作者の意図するところを○○字以内で要約しなさい。となれば不合格ですね・・・)
前回の続きです。
海岸線の潮の干満の差のある水面にあっては、春分・秋分時における満潮位により、その他の流水水面にあっては、高水位を基準として水面と土地(陸地)を区別する。
また、海没等による土地の滅失の登記等においては、登記官が現地に赴いて実地調査を行い判断する。というのが客観基準です。
以上、硬い話でした。参考図書は日本加除出版のQ&A表示登記の実務です。
(M.SUGIMOTO)
2012年03月30日
<No 20>
■地震による地殻変動と土地の境界線
東日本大震災から早くも1年。
遅ればせながら、改めて被災地域の皆様、放射能汚染の被害者の皆様、すべての関係者の皆様、お見舞い申しあげます。
遅々と進まない被災地域のガレキ処理の問題並びに被災者の皆様の補償問題等々、
TVと新聞でしか知らないのですが、心が痛みます。現地はもっと深刻な状況ではないかと不謹慎ながら想像します・・・・
さて、地震による地殻変動で土地がずれた場合または海岸線の土地で地盤沈下した場合の境界線はどうなるんでしょう?
すこし書物をひも解くと地殻変動のずれに合わせて境界線もズレルという説が有力なようです。
それでは、地盤沈下した土地については不動産登記の観点からは沈下した土地が「人による事実的支配が可能」であって「経済的価値」がまだ存在する場合、私権である所有権はなくならないという説が有力なようです。
なんか分かったような分からないような言い回しになりました。
最後に海岸線と流水水面との境界線(水面と陸地の区別)の客観基準は次項にUPします。